(ベクターボール)ブスを見下す主人公!? 金色のガッシュベルの作者が書く、学園ファンタジー漫画を紹介!
1日に必ず1回は書店に行かないと済まない病の自分はよく、新しく発売されたばかりの小説や自己啓発本、漫画などオールジャンルの本たちに出会うことがあります。
その度に財布と、そして「この本が本当に欲しいのか?」と自分に再三問いかけながら、購入までのステップを楽しみ、時には苦しみながら、レジに本を運ぶのです。
要は恋愛みたいなもんです。違います、すみません。
そんな自分が最近運命の出会いを果たし、ビビビときたのが、ベクターボールというファンタジー漫画です。
あの、ザケル!で有名なサンデー連載の名作「金色のガッシュベル」の作者雷句誠さんが新しく筆をとった、ファン待望の作品。
学園ファンタジーものということで、ファンタジー好きの自分としては期待に胸膨らませて購入しました。
読んでみて、、、普通に面白かったです。
なので、詳しいバトルの内容や主人公を取り巻く登場人物のことを紹介したいところなのですが、皆さんに真っ先に知ってほしいことは、主人公の米炊おかかのことなのです。
彼は、主人公にあるまじき、性格の持ち主だからです。
それは、「ブスを見ると笑ってしまう」、という歪み。
ブスについての短歌を書いて一人で爆笑したり、好きな人にフラレて自分の存在意義に疑いを持つブスに「俺が笑うために存在して欲しい」、みたいなことを笑って言ったり。ひどいですよね。
話は変わりますが、自分の父もブスには厳しかったらしいです。高校時代には隣の席の女子に、はっきりと面と向かってブスと言う人だったそうなので。(当時同級生だった自分の母親談)。
しかし、米炊おかかほど、ブスを馬鹿にはしてなかったように感じます。
ブスだってことを正直に伝えてあげる分にはいいですが、ブスを馬鹿にしてはいけません。
皆さん、米炊おかかを反面教師にして、ブスには優しくしましょう。いつか大きなしっぺがえしがきますからね。
そんなわけで、雷句誠先生の新作、ベクターボール、ぜひ読んでみてください。
ちなみに、自分が大学2年生のとき、顔が丸くあまり可愛くなかった同級生の女の子の成人式の振り袖を見て、「振り袖にアンパンが乗っかってるぜ!」と馬鹿にしたのは内緒の話です。
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